チル足りてますか?管理人のKINBOです。
今回は夏の日光。「ふふ日光」にお邪魔します。
「ふふ」ブランドは、うどん店「つるとんたん」を展開するカトープレジャーグループとヒューリックが共同で、“日本を代表するスモールラグジュアリーリゾートに育て上げたい”として2015年にスタートしました。ふふ日光は2019年に開業した4番目の施設です。
ホテルの内装や食事処の器など、随所に見られるオシャレさは、つるとんたんと言われれば納得です。では、さっそくふふ日光の魅力に迫っていきたいと思います。
エントランスからお部屋まで
ふふ日光は、田母沢御用邸記念公園の隣に位置し、自然のエネルギーに溢れた緑豊かなロケーションとなっています。
玄関を入ってからのド派手な演出はありません。石庭と奥に見える中庭の木々が、控えめながら洗練された優雅さを感じます。
エントランスのすぐ横にあるふふラウンジ。インテリアの雰囲気は大正ロマン風ですね。ここでチェックイン&アウトを行います。奥に見えるのが離れの大浴場です。
お部屋は別の建物になり、離れの大浴場とも、こうした外廊下で繋がっています。ホテルといえば一つの建物に客室や大浴場、フロントなどが入っていることがスタンダードですが、施設を贅沢に横に延ばすところにスモールラグジュアリーを感じますね。
客室も3階までしかありませんよ。
コンフォートスイートキングダブル
リビングルーム
インテリアはふふラウンジ同様、大正ロマン風で統一されています。窓が非常に大きく森の中にいるような感覚に。白い花柄の扉はスライドでき、テレビが隠れています。
お部屋の調度品は日光にまつわるものが置かれ、これらの調度品、館内着、アメニティ、食器、ベッドに至るまでふふ公式ショッピングサイトにて購入可能です。
ベッドルーム
ベッドはシモンズとカトープレジャーグループの共同開発よって生まれたベッド「SLEEPLEASURE」です。両ベッドサイドには調光パネルとコンセントが備え付けられています。
内風呂
リビングのすぐ裏手に洗面所と浴室が繋がっています。
洗面所は広々していて使いやすいです◎備え付けられているアメニティは全てふふオリジナルブランドになります。浴室内で見ることができるポータブルテレビも用意されています。
自家源泉から引いた天然温泉となります。窓を開け放てば気持ちのいい風が入り、露天風呂の雰囲気を味わうことができます。
温泉付きのお部屋ってほんと最高ですよね。チルの極み。
ふふラウンジ
チェックインの際にも登場した「ふふラウンジ」ですが、それだけではありませんよ。
ティータイム
ふふラウンジでは14:00~17:00がティータイムとなり、有料とはなりますが、デザートやコーヒー、紅茶などがいただけます。15時からのチェックインまでの間、ゆっくりと寛ぐのもありです◎
おすすめメニューが「アフタヌーンティーセット」です。
Afternoon tea set ※2名様専用
ドリンク付き ¥4,000
「セットメニュー」
■ マドレーヌ
■ 練り切り
■ ショコラ
■ フィナンシェ
■ マカロン
■ 生ハムと季節のフルーツ
■ サンドウィッチ
+
「セットドリンク」
※以下から好きな飲み物を選べます。
Tea
■ ふふブレンドティー
■ ロゼワインティー
■ カモミールティー
■ ふふスペシャルブレンドティー
Coffee
■ コーヒー
■ アイスコーヒー
フリーフロータイム
ティータイムの後は16:00~19:30でフリーフロータイムとなります。シャンパンや生ビール、地元の甘酒などが提供されており、お風呂上がりの一杯、夕食前の食前酒としてお楽しみいただけます。
フリーフローっていいですよね。ついつい飲みすぎちゃいます。
【フリードリンクメニュー】
<アルコール>
・ジョセフ・ペリエ(シャンパン)
・アサヒ熟撰生ビール
・サッポロ白穂乃香生ビール
・湯上りハイボール
・自家製サングリア
<ノンアルコール>
・日光麹甘酒
・ジンジャーエール
・自家製レモネード or スカッシュ
大浴場
離れの大浴場は「重陽の湯」と「菊花の湯」の2種類あり男湯と女湯でローテーションとなります。今回の男湯は「重陽の湯」でした。
ふふ日光は小高い丘の上に建っているので、露天風呂からの景色はすぐそばに木々を感じられる作りになっています。各お部屋に温泉が引かれていることもあるので、大浴場は人がほぼいませんでした。
大浴場には嬉しいサービスが。ビールのミニ缶と水、アイスが設置してあり、お風呂上がりにビールを一口だけ飲みたくなる欲望を満たしてくれます。これは嬉しいです。
食処「日本料理 節中」
ふふ日光の食処は、日本料理「節中」、鉄板焼き「候」と2箇所あります。今回の夕食は日本料理「節中」にていただきました。
【夕食】懐石料理コース
節中では全席が半個室になっており、周りを気にせずお食事を楽しむことができます。今回宿泊プランが懐石料理コース付きのプランとなりますので、コースでの提供です。
懐石料理コースにはドリンク代は含まれていないので、別途注文が必要になります。ドリンクは基本的にお料理に合わせたペアリングでの提供となり、4~6種類の日本酒とワインのペアリングになります。
通常メニューで4種類あります。その他、シーズンごとのスペシャルメニューもあるようです。
- ペアリング スタンダード 5,500円(4種類)
- ペアリング セレクション 8,800円(5種類)
- ペアリング ソムリエセレクション 12,000円(6種類)
- ノンアルコールペアリング 2,800円(3種類)
今回はペアリングセレクションを注文しました。
懐石料理コースではありましたが、和と洋を融合させた新感覚の料理の数々。メニュー同士はケンカせずとても美味しかったです。ペアリングが日本酒とワインなのも頷けます。まさに折衷(節中)です。
和洋折衷のコースなので、デザートと甘味の2つがあるそうです◎
【朝食】和朝食コース
朝食の会場も夕食と同じ「節中」です。
巨大なお道具箱お重の中には様々な小鉢があり、後から土鍋で炊いたご飯とニラ豚汁、そしてまさかのグリーンカレーの登場です。グリーンカレーのベースは和のお出汁なので、グリーンカレー特有のココナッツ感は全くありません。とても美味しいです。
そして最後に、甘味とコーヒーが付いてきます。朝からボリューム満点でした。
営業時間
朝食:8:00-9:30(最終開始時刻)
夕食:18:00-20:30(最終開始時刻)
ふふ日光のまとめ
温泉、お部屋、お料理、サービスとどれも素晴らしかったです。特に和洋折衷の新感覚のお料理は様々な驚きがあり、身も心も満たされました。ただ一点気になったのは、ふふ系列のこだわりなのかもしれませんが、外廊下という点です。夏場や、沖縄くらい平均気温が高い地域ならいいかとは思いますが、日光の冬場や悪天候の際は寒さが堪えるなと…それ以外はほんとスモールラグジュアリーに相応しいお宿でした。
アクセス&マップ
ふふ日光
Address:栃木県日光市本町1573-8
TEL:0570-0117-22
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