【リッツ史上初】天然温泉スパ！泊まって分かる宿の魅力《リッツカールトン日光》宿泊記

チル足りてますか？管理人のKINBOです。

今回のチル旅は、日光は中禅寺湖の畔に佇むマリオット系列の最高級ホテル「リッツカールトン日光」をご紹介します！

日光ステイは今回で2度目。

初の日光は「ふふ日光」でした。

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前情報でも評価の高いリッツカールトン日光。

それでは早速行ってみましょう！

ザ・リッツ・カールトン日光って？

• 2020年7月開業。
• いろは坂を上り切った中禅寺湖の畔に位置。
• リッツカールトンブランド史上初の温泉スパ完備。
• フォーブストラベル2024年で4つ星を獲得。

中禅寺湖と大谷川に面した位置にあり、観光名所である華厳の滝も徒歩8分ほどで行ける距離です。

随所に光る”和”の装い

エントランス

エントランス横にはロゴプレートと釣鐘が設置されていました。

ゲストが出発(チェックアウト)する際に鳴らすそうです。

エントランスはL字に作られており、中が見えない作りに。

重厚なタイルは神殿のよう。

右手が木製のドア。地面から天井まで3m近くある自動ドアは圧巻です。

フロントロビーと中央廊下

フロントロビーではチェックインは行わず、出発時の待合スペースとして利用されていました。

上記画像左奥がエントランスへ続いています。

建物の中央を南北に貫く中央廊下です。

中央廊下の端はそれぞれガラス張りとなり、アート作品が展示されています。

ザ・ロビーラウンジ（チェックイン）

暖炉が備え付けられた壁で仕切られ、同じような空間が3部屋連なっています。

チェックインはこちらで行ないます。

ウェルカムドリンクは冷たい煎茶と甘納豆でした。おいし。

ルームキーは木製のカードタイプ。非常におしゃれです◎

続いてお部屋のご紹介。

眺望で変わるお部屋のグレード

建物は3棟構成となっており、男体山向きが1棟、中禅寺湖向きが2棟となります。

お部屋の作りは基本同じ(57㎡)※1となり、眺望でグレードが変わってきます。※1スイートルームを除く。

リバーサイドガーデン ＜ 男体山 ＜ 中禅寺湖 ＜ スイート

《お部屋の種類》

眺望	建物	階層	タイプ
中禅寺湖ビュー	中禅寺湖向き棟	3~5階	キング・ダブル ・スイート
男体山ビュー	男体山向き棟	3~4階	キング・ダブル
リバーサイドガーデンビュー	男体山向き棟	1~2階	キング・ダブル

スイートルームは中禅寺湖ビューにしかありません。

スイートルームは2種類。

• 中禅寺湖ビュー スイート（115㎡)
  （独立リビングルーム）
• ザ・リッツ・カールトン（277㎡）
  （独立リビングルーム・浴室2つ etc.）

中禅寺湖ビュー・キング ルーム

玄関

和の装いを取り入れていることもあり、靴は脱ぐスタイルです。

お部屋の内装は、伝統工芸「鹿沼組子」からインスピレーションを受けているそうです。

57㎡の居室

入ってすぐにソファーがあり、中央にベッド。奥にガラス戸で仕切られたリビングスペースがあります。

マットレスは世界的ベッドブランド「SIMMONS（シモンズ）」です。

サイドテーブルには調光の他に、電動カーテンのスイッチもあります。

上部にコンセントが2口あり、下部にUSB-Aが2口あります。

その他、Bluetoothスピーカー、目覚まし時計など完備。

リビングスペース

約4.5畳ほどのリビングスペースです。

壁掛けのテレビは可動式となっており、ベッド方向に向きを変えることも可能です。

こちらはミニバーです。上部を開くとこんな感じ。

ちなみに棚の上の包みには緑茶セットが入っています。

引き出しタイプの冷蔵庫になっています。水以外全て有料です。

どこのホテルでも大体そうですが、ネスプレッソカプセルとTWGティーバックは無料提供。

それ以外は全て有料となります。

こちらはウェルカムフルーツ？とでも言うのでしょうか。巨峰とシャインマスカットが置かれていました。

バルコニーと眺望

深めの一人掛けガーデンソファーが設置されています。

このガーデンソファーに座ると、目線の先に男体山が飛び込んできます◎

真正面から見るとこんな感じ。かすかに中禅寺湖が見えます。

この部屋は、フロントのある中禅寺湖向き棟3階の一番端だったので、眺望の半分は壁でした。。

しかし、これでもプラチナエリートによる客室アップグレード特典が入っています！

もとはリバーサイドガーデンビューのお部屋でした。

ソファーと反対側にある謎の坪庭。

洗面所〜バスルーム

出入り口を隔て、2ボール洗面台です。

洗面台の引き出しには、それぞれ同じアメニティセットが入っていました。

ドライヤーは中央の棚の中です。ちなみにメーカーは「TESCOM（テスコム）」でした。

十分な広さのバスルーム。

シャワーは3種類あります。

バスタブは正方形をしています。

1辺の長さがやや短いので、対角線上に入らないと足が伸ばせないので注意。

こちらがボディタオルと、バスソルトです。

※お部屋のお風呂に温泉は出ません※

備え付けのアメニティは、リッツカールトン東京と同様「Diptyque（ディプティック）」の「PHILOSYKOS（フィロシコス）」でした。

ちなみに、リビングスペースのテレビ横の格子は実は扉になっており、開きます！

トイレ

シンプルで清潔感のあるトイレです。蓋と便座は自動では開きません。

ウォークインクローゼット

玄関を入ってすぐに、0.5畳ほどのウォークインクローゼットがあります。

引き出しはこんな感じ。金庫にヨガマット、聖書、クリーニング用の袋などが入っていました。

ターンダウン後のサービス。パインのドライフルーツです。

ブランド初の温泉スパ

リッツカールトン日光には、リッツカールトンブランド史上初の温泉施設が完備されています。

1200年続く名湯

引いているお湯は、奈良時代に発見され1200年の歴史がある「奥日光湯元温泉」です。

ロッカー＆パウダールーム＆スパラウンジ

ロッカーは電子錠になっており、4桁の数字を設定してロックするタイプになります。

バスタオル、フェイスタオル、ボディタオルなどはもちろん、手ぶらでも利用できるよう、バスソープ類、スキンケア用品なども揃っています。

そして、なんと、設置されているドライヤーは、高級ドライヤーとして有名な「レプロナイザー27D plus」でした！

ここにあったか！と言う感じ。笑

リッツカールトン東京やインターコンチネンタル別府では、同じくレプロナイザーでも下位グレード「4D plus」だったので、日光さすがです！笑

大浴場の隣には、自由に寛ぐことができるラウンジを完備。男女のお風呂の待合スペースとしても◎

露天風呂＆内風呂＆サウナ

こちらがリッツカールトン日光名物の温泉露天風呂です。

絵画のように切り取られた景色を眺めながら入る温泉は格別です。

こちらが内風呂。天井が高く開放的◎

スパといえばサウナ！ドライサウナも完備です！

外国人が多いリッツカールトン日光ですが、多くの方が部屋風呂を利用するらしく、温泉やサウナは空いていることが多いそうです！これは穴場かも？！

温泉施設の気になった点

素晴らしい温泉スパ施設でしたが、気になる点がいくつかありました。

1. 非常に暗い(夜)。
   画像より実際はもっと暗いです。
   洗い場ごとに照明は無く、普段眼鏡の私ではバスソープの見分けがつきません。
2. 洗い場の蛇口が使いづらい。
   回す部分が固いんです。その割に突起が少なく、泡が付くと回せません。
3. 洗い場に鏡はない。
   見る必要がないが故に暗いのかもしれません。。

落とした照明はシックな印象でスタイリッシュではあるのですが、使い勝手が正直残念でした。

ダイニング-Dinning-

ダイニングとして利用できる施設は4カ所。

全て1階フロアにあります。

日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光

栃木の伝統工芸を愛でながら、地元の天然食材を豊富に使った日本料理をいただくことができる、リッツカールトン日光のメインレストラン。会席、寿司、鉄板焼から選べます。

Lakehouse

ガーデンガストロノミーがテーマの「Lake house」

中禅寺湖が見渡せる離れの建物になります。

ドレスコードはスマートカジュアルになりますが、浴衣での利用はできないので注意！

The Bar（The Lobby Lounge）

ゆったりと大人な時間を過ごせる「The Bar」

チェックインを行なった「The Lobby Lounge」と繋がっており、それぞれ営業時間が異なります。

• The Lobby Lounge：11:00~17:00
• The Bar：16:00~23:00

ロビーラウンジではアフタヌーンティーを、ザ・バーではシグネチャーカクテルを提供しています。

The Barでは、カウンター席だけでなく、The Lobby Loungeの広々としたソファー席も利用できます。

お酒の他に、カジュアルな食事もあり、しっかりとディナーをいただくことも可能。

ディナー時間の後にバータイムのピークとなるので、ディナー時間はゲストが少なく、小さなお子様連れなどにはありがたいスペースとなっています。

ファミリーギャザリング

今回のディナーはThe Barで提供されている「ファミリーギャザリング」をオーダーしました。

カジュアルな食事のセットメニューです。結構ガッツリしてます。笑

《シーザーサラダ》

栃木県産の野菜にカリカリベーコン、クルトン、パルミジャーノチーズがたっぷり入ったボリュームあるシーザーサラダです。

《ブルスケッタ》

20cmほどのミニバゲットをそのまま1本使用した、生サーモンとアボカドのブルスケッタ。

パートナーが妊娠中ということを予め伝えておいたところ、生サーモンを蒸し鶏に変更してくださいました。

こちらも結構ボリュームがあります。

《伊達鶏の唐揚げ》

食べ応え十分。大粒の伊達鶏の唐揚げです。

そのままでも味は付いていますが、ケチャップやタルタルソースをつけて味変も◎

《リッツカールトン日光和牛ミニバーガー》

こちらが、密かに人気のある、リッツカールトン日光特製の和牛ミニバーガーです。

グリルされたバンズに栃木県産のレタス、ごろっとした和牛パティをチーズで包み、さらに厚切りベーコンを乗せた珠玉の逸品。

《マルゲリータピッツァ》

栃木県産トマトをたっぷり使ったマルゲリータピッツァです。

生地から作っており、味は本格的です◎

さぁ、いかがでしたでしょうか。

ファミリーギャザリングの名の通り、お子さんのいるご家庭などでシェアするにはもってこいのセットメニューです◎

お友達同士、インルームダイニングで、お部屋パーティーなどにもおすすめ◎

・　・　・

ちなみに、The Barでは、人気ラーメン店「AFURI」との共作「栃木 柚子塩らーめん」もいただけます。

シグネチャーカクテル

名家の猿
ヤンチャな名前の一杯。ベースはジャパニーズクラフトジンを使ったジントニックですが、アールグレイやほうじ茶などがアクセントに使われており、苦味の中に爽やかな味わいがあります◎

鬼怒乙姫
ノンアルコールのオリジナルカクテル。アップルとヴェルジュ(未熟ブドウを絞ったジュース)にティムールペッパー(ネパールの山椒)の柑橘系の爽やかなスパイスが、アルコールを飲んでいるかのように錯覚させます。

今回いただいたカクテル以外にも、美味しそうなカクテルはまだまだあります◎

ぜひお好みの一杯を探してみてください。

朝食《和》

リッツカールトン日光では、プラチナエリートでの朝食無料特典は付きません。

朝食は1名¥7,500ほどかかります。

しかし、だからこその朝食は定評があります◎

インルームダイニングでいただきました。

肉に魚、地元野菜、豪華な和朝食です。どのお料理も素晴らしい◎

妊婦メニューということでお刺身は湯波刺しに、手前のローストビーフはグリルにしてくださいました。

栃木県産野菜のサラダ。

お米の炊き加減も抜群ですね。

自家製のプリンとヨーグルトです。程よい量感でした◎

朝から大満足！

エリート特典！無料宿泊特典！

ザ・リッツ・カールトンを有する、大手ホテルブランド「Marriott Hotel & Resorts」では、Marriott Bonvoyマリオット ボンヴォイという会員プログラムがあり、さらに、Marriott Bonvoy Amex Cardというクレジットカードが存在します。

このクレカのエリートランクに応じて様々な特典が付与されます。

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プラチナエリート特典のまとめ

まず、前提として、リッツカールトン日光には、

• クラブラウンジはありません。
• 朝食無料特典もありません。

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以下7点がプラチナエリート特典でした。

そして、実際に享受されたのは、

• 客室アップグレード
  （リバーサイドガーデンビュー → 中禅寺湖ビュー）
• レイトチェックアウト
  （13時まででした…）
• ウェルカムギフト1000P

こんな感じでした。

無料宿泊特典

実は今回無料宿泊特典を利用しての宿泊でした。

私の保有しているカードはプレミアムカードなので、50,000pまで利用できます。

予約を行なった4月27日時点で、最小の必要ポイント数は「59,500p」でした。

ということで、

50,000p(無料宿泊特典分) + 9,500p(追加分)

で予約！

現金の持ち出しはないので、実質無料です！！

・　　・　　・

9月現在だと、必要ポイント数がさらに増え、最低でも「91,000p」が必要となっています。

Top off制度を利用しても足りません、、、

なお、足りない分を現金で補うことはできません。

必要ポイント数や宿泊価格は、時期や混み具合によって変動するフレキシブルレート制なので、今後下がる可能性は十分に考えられますが、、、

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リッツカールトン日光のまとめ

こちらは、チェックアウトの際にいただいたリッツカールトン日光のお守りです。

シーズンによって色が変わるようです。今回はグリーン。

リッツカールトン日光、イレギュラーな対応サービスや気遣いは素晴らしいものがあると感じました。

高級ホテルにあるようなクラブラウンジこそありませんが、素晴らしいロケーションに天然温泉。内に籠ってないで外に目を向けてみよう！というホテル側の提案なのかもしれません。

年々人気が高くなっているエリアなので、マリオットボンヴォイを活用しつつお得に宿泊しましょう！

皆さんの旅の参考になれば幸いです。

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アクセス＆マップ

ザ・リッツ・カールトン日光

Address：栃木県日光市中宮祠２４８２
TEL：0288-25-6666